2021年05月30日

戸塚通り大山道

5月8日に吉田通り大山道を歩きました。
今月は、おらが2001年5月20日に旧東海道を歩くべく江戸日本橋を出立して20年。
街道歩きを始めて20周年という記念の月に、地元の街道を歩こう!ということで、吉田通り大山道を歩きました。

そして、それから3週間。
昨日アニバーサリー記念第2弾として、やはり地元の戸塚通り大山道を歩きました。
こちらは県道22号横浜伊勢原線で「長後街道」の元となった戸塚道を戸塚宿起点の大山道として歩きました。
旧丁子屋があった現在の支那そばやから、お隣泉区の相鉄いずみ中央駅の近くにある柏尾通り大山道との追分まで。
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歩いた距離は寄り道含めて11.2km、5時間50分の旅。
歩数は13,969歩。

長後街道は生活道路として、今まで数え切れないほど利用していますが、旧道を通しで歩くのは初めて。
地元なのでほとんどの区間は慣れ親しんだ風景ですが、初めて歩く場所があるのでワクワク。
それが、アザリエ団地入口交差点から県営汲沢団地入口交差点の左手南側の山。
戸塚宿からは緩やかな上り坂だったのが、そそり立つようにそびえ立っています。
「長後街道」にだいぶ削られているので、こんな崖をよく登ったな〜と感心してしまいます。
戸塚宿から大山参りするのに、柏尾通り大山道の方が利用されたのが分かります。
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(ここを上るのか!Σ(゚д゚lll))

県営汲沢団地入口交差点の手前で長後街道と合流。
踊場交番交差点までは上りで、交差点の前後に切り通しの法面が点在しているので、往時は戸塚道を生活道路にするのは大変。
明治35年(1902)に着工され、開通が大正3年(1914)というので、工事も大変だったのでしょう。
新道の開通は地域住民の悲願だったと思います。
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(峠にあたる踊場交番交差点)

途中道標の写真を撮るのに白百合愛児園や御霊神社に寄り道をしたり、横浜市営地下鉄立場駅の地名の由来に関わった酒店で焼酎と甘酒を購入したり、戸塚通り大山道をを楽しみましたが、残念なことがありました。
泉区和泉町の旧道であるはずの道標が2基見つかりません。
ちょうど道標と関わりのある古老と出会って話を伺ったところ、後継者がいないため稲荷神社を廃止して道標を含む石造物は処分したとのこと。
信じられないできごとでした。
今年歩いた藤沢通り星の谷道でコンクリートで固められた石仏がありましたが、石仏を捨てちゃうというのはビックリです。
藤沢市下土棚ではいくつかの道標が長後市民センターに移されていますが、石仏を処分する前に役所に相談してほしいです。
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(別の場所から移された御霊神社の庚申道標)
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2021年05月09日

吉田通り大山道

吉田通り大山道を歩きました。
聞き慣れない街道名でしょう。
東海道戸塚宿から柏尾通り大山道を結ぶ街道で、名前は勝手に付けました(笑)。

戸塚宿の北に柏尾通り大山道の追分がありますが、江戸から見ると二又の分かれ道になっていて、江戸からの大山参りでは特に問題はないものの、追分より南にある戸塚宿を通る巡礼者にとっては東海道を北上して柏尾追分から大山に向かうのは遠回りなので、もっと近道があるだろうと思いました。
柏尾川にかかる吉田大橋の南詰近くに、星の谷・八王子の地名が刻まれた道標があるので、柏尾川右岸を北上して、柏尾通り大山道であり弘明寺通り星の谷道と合流して、大山に向かったことでしょう。
資料としては歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次之内 戸塚 元町別道」には、茶屋こめやの軒下に「大山講中」の札が掲げてあります。
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多くの旅人がこめやで一服して大山に向かったんでしょう。

本来なら東海道から分岐する吉田大橋南詰から柏尾通り大山道と合流する富士橋までの旅ですが、大山講中の巡礼者になったつもりでこめや跡から出発しました。
まぁ、旅というよりも散歩の距離ですが、歩いた距離は寄り道含めて4.5km、1時間45分の旅。
歩数は5,553歩。
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ちょっと物足りないので、東海道に出て戸塚大踏切デッキまで歩きました。
大踏切デッキまでを含めると9.7km、4時間40分の旅。
歩数は11,092歩。
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出発した時間が遅かったので、朝から始めたらきっと戸塚宿の南にある上方見附跡まで歩いたでしょう(笑)。
久しぶりに戸塚宿を歩いたので楽しかったです。
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2020年11月23日

川越通り大山道 その2

9月に熊谷通り大山道を歩きましたが、また大山道を歩きました。
今回は、川越通り大山道 その2。
その1は、4年前の2016年に鴻巣通り川越道を歩きましたが、川越道だけど大山道道標が数多くあり、落ち着いて考えると同じルートでもこれは大山道だろうということで、川越通り大山道 その1となりました。
熊谷通りも川越通りも、大山道としてはあまり歩く旅人が少ないレアな街道で、予習は大変ですが楽しい道中でした。

行程は、交通機関だと東武東上線川越駅から西武池袋線入間市駅まで。
行きは東武で帰りは西武で(笑)。
歩いた距離は寄り道含めて25.9km、9時間05分の旅。
歩数は30,974歩。

その1の時は勢い余って川越城大手門前の川越市役所まで歩いてしまいましたが、その2のスタートは札の辻交差点。
重要伝統的建造物群保存地区となっている蔵造りの街を縦断します。
朝7時台の出発なので、まだ観光客がいないため、建物の写真撮影がスゴく楽でした。\(^-^)/
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今回歩く街道を「川越通り大山道」と言ってますが、一般には「入間川街道」と呼ばれています。
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しかし、中山道鴻巣宿とその近郊の農民・町人が、そして川越も大山講が多いので、多くの旅人が大山に向かって歩いたことでしょう。
川越市街地を過ぎると、国道16号が並行して走っているためか?抜け道となっているようで、車が多いので注意。
川越通り大山道は、北を流れる入間川と南の久保川に挟まれた河岸丘を進みます。
後半は河岸丘を一段上るので上り坂がキツいですが、おおむね平らで歩きやすい道です。

川越通り大山道(入間川街道)は川越と八王子や青梅などをむすぶ街道なので、往時から主要街道だったと思います。
そのため街道沿いに道標が多く、大山道と刻まれたものもいくつかあります。
画像は赤間川通りとの二又追分で、左大山道と刻まれた道標。
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あと、ほかの街道とひと味違うのが、古墳が多いこと。
大塚という地名もあり、楽しい道中でした。
画像は山王塚古墳に鎮座する山王社。
珍しい狛猿が置かれています。
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2020年09月26日

熊谷通り大山道

21日に熊谷通り大山道を歩きました。
交通機関だとJR高崎線熊谷駅から国際十王交通冑山バス停まで。
歩いた距離は寄り道含めて16.6km、5時間50分の旅。
歩数は21,561歩。

スタート地点は中山道沿いの久下(くげ)権八公園。
久下の渡し跡の近くで、「右熊谷/左松山」と刻まれた塞神道標が立っています。
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おらが10年前に中山道を歩いた時は公園内にうつ伏せで倒れていました。
熊谷宿を歩く前に熊谷市に市内の道標について問い合わせをしていたんですが、おらの問い合わせがきっかけで市が立て直してくれたので、思い出深い道標です。
そんなわけで、この塞神道標を起点にした街道をいつか歩いてみたいと思っていて、ようやく歩くことができました。
本来なら道標に刻まれているように「松山道」と呼ぶべき道ですが、大山道標はないものの沿道の集落に大山灯籠が2基もあり、八王子通り大山道の支道という位置づけとなるので、「熊谷通り大山道」と名付けました。
当初は起点が久下なので「久下通り」と思いましたが、沿道の道標に「久下」と刻まれたものがないので、「熊谷通り」となりました。

↓中山道熊谷宿の久下権八公園での記事です↓
中山道ブログ「1日中、山道。」熊谷宿 その13

熊谷通り大山道は、街道歩きとしてはもちろんハイキングとして歩く人もいないようで、いわゆる“俺の街道”となる旧道で参考にする資料はなく、道筋は迅速測図で設定しました。
特徴はやはり土手ですね。
スタートするとすぐ荒川の土手を歩きますが、中間地点に和田吉野川が流れていて、その土手がなかなかイイんです。
田んぼより一段高い土手から稲刈り前の風景を見渡すとなかなかの風景ですが、ウレシいことに土手に石仏群がありました。
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街道だった証拠です。
おらにとって熊谷通り大山道一番の風景となりました。

塞神道標には「左松山」と刻まれていますが、今回の熊谷通り大山道では東松山まで歩きません。
2017年に歩いた八王子通り大山道その1で通過した追分がゴールです。
歩く前にルート作ったら8.03qで距離が短いのであちこち寄り道していたら、何と!16.7qと2倍の距離になってしまいました。
GPSのログを見ると街道歩きというより街歩きのようです(笑)。
注意することは、沿道には食事処やコンビニがありません。
13時頃には終わるだろうと思っていたら、14時半になってしまい腹ペコでした。(^-^;
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(合流地点の追分で振り向いたところ)
(右の真っ直ぐな道が熊谷通り大山道 左が八王子通り)

中山道歩きで熊谷宿を歩いたのは2010年。
その時に塞神道標と出会い、松山までの道を歩きたいと思って早10年。
10年もかかったのは、その前に熊谷宿起点の八王子通り大山道を歩きたかったことと、荒川の土手を歩くので彼岸花の時期ということ。
2018年に八王子通り大山道を踏破して昨年!と思っていましたが、仕事が忙しくて予習もできず、休みの日はグッタリしていたので今年になってしまいました。(^-^;
今年は彼岸花の開花が遅くてヤキモキしていましたが、荒川の土手には咲いていなくてガッカリ。
その代わりに、和田吉野川周辺で咲いていました。
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満足満足。
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2020年02月02日

柏尾通り大山道のごほうび(笑)

ガイド本や資料が少なくて、手探りで柏尾通り大山道を歩いてから15年。
年号が平成から令和に変わり、令和2年2月2日(20200202)に、ごほうび?を手に入れました。(^-^;
それは藤沢北郵便局の風景印。
如意輪観音と大山道が並んでいる高倉の追分で、地元の方や大山道を歩く旅人くらいしか分からないようなこの場所を、風景印にする郵便局のセンスがイイね!
ネットで大山道の情報を探している時に見つけて、せっかく歩いているのでおらもほしいな〜と思ったものの、なかなか藤沢北郵便局に行く機会がなく、すっかり忘れていました。
1月に風景印についてつぶやいたフォロワーさんのおかげで思い出し、タイミングよくイイ日付で入手できました。
ありがとうございます!\(^-^)/
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2018年12月02日

八王子通り その4 箱根ヶ崎〜八…

昨日八王子通り大山道その4を歩きました。\(^-^)/
その3が昨年12月なので、1年ぶりの大山道歩きです。
昨年歩いた奥州街道が5回で終わる予定だったので、その前後に八王子通り大山道を組み込んで、その1とその2を奥州街道の前に、その3とその4を奥州街道が歩き終わって今年の甲州街道の前に歩くつもりでした。
しかし、予習と本番の日程調整がうまくいかず、その4だけ取り残されていました。
ようやく歩けてホッとしています。

その4の行程は、交通機関だと箱根ヶ崎駅から八王子駅まで。
歩いた距離は寄り道含めて24.2km、7時間55分の旅。
歩数は29,902歩。

横田基地で消滅した旧道の迂回路からスタートして、国道16号の歩道歩き。
瑞穂町から福生市になると、鈴木英人のイラストが似合うウェストコーストっぽい街並み。
国道16号もここだけは「R16」という表記でいっぱい。
街道歩きで音楽を聴くことはないですが、聴くならもちろん大滝詠一だね〜。
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(振り向いて撮った写真です)

福生市から昭島市になると、今回唯一の宿場である拝島宿。
R16から離れて都道を進みます。
神社仏閣が多く、約1kmほどの宿場を1時間40分かけて堪能しました。
そのうちの35分は大正3年(1914)創業の元木屋さんの訪問です。(^-^;
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(日吉神社の門前)

元木屋さんのお菓子「拝島の渡し」を入手して、渡し跡でいただこうと思ったら碑が見つからず、拝島橋を渡って加住(かすみ)丘陵を上る手前で、コンクリブロックに腰掛けてひと休み。
河岸丘の峠越えは国道16号の歩道歩き。
車を通すために切り通しになっており、山道だけど旧道の面影はありません。
思いがけず街路樹がイチョウで、ちょうど黄葉しているので目が楽しめました。
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谷地川の低地を下りて、昼食後に加住丘陵のもうひとつのピークひよどり越えがあります。
下り坂の稲荷坂で旧道は国道16号を横切るのですが、国道16号の拡幅工事で旧道が蛇行している痕跡がかなり壊されていることを知って、残念な気持ちになりました。
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後は国道16号の歩道歩き。
いくつかの神社仏閣に立ち寄って甲州街道八王子宿の道路元標がある交差点でゴール。
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八王子通り大山道は、今回のその4で全8回の行程を終え、これにて踏破となります。
ちょうど10年前の2008年に、八王子を起点としてその5〜8を歩いているんです。
当時はまだ中山道を歩いておらず、起点の熊谷がものスゴく遠く感じたのと、道筋を調べるスキルが今ほどなく、八王子起点となりました。
踏破したものの、大山が全く見えない場所なので、ちょっと気持ち悪い。(^-^;
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2017年12月24日

八王子通り その3 武蔵高萩〜箱…

もう1週間経ってしまったけど、先週八王子通り大山道その3を歩きました。\(^-^)/
その2が3月だったので、ずいぶん間が開いてしまいました。
交通機関だと武蔵高萩駅から箱根ヶ崎駅まで。
歩いた距離は寄り道含めて27.7km、8時間45分の旅。
歩数は35,778歩。
地図で計測すると17.9kmだったのに、今回もけっこう寄り道しました。(^-^;
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(横田基地で旧道消滅)

大山道歩きでは五街道と違って宿場を意識しないで歩いていますが、今回は高萩宿の南のはずれからスタートして、山岸宿・扇町屋宿・二本木宿を通り、箱根ヶ崎宿まで進みました。
街道歩きでは道沿いで道標に出会うことが多いですが、今回は前回・前々回と比べると数が多く13基。
しかも、中山道熊谷宿から歩き始めて、ようやく3回目で「大山」と刻まれている道標と出会えました。
大山灯籠は2基。
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(扇町屋上町の道標 「大山」と刻まれた道標が2基あります)

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(鍵山@入間市の石尊常夜灯)

今回は日高市から狭山市・入間市、そして東京都瑞穂町に入り、やはり初めて訪れた地ばかり。
狭山市を縦断するのはほんの少しですが、入間市や瑞穂町で茶畑のある風景を楽しめました。
次回はいよいよ甲州道中八王子宿まで歩きます。
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(狭山茶の茶畑)
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2017年09月17日

柏尾通り大山道 その2 08

残された旧道の合流地点を過ぎると二又の分かれ道。
又のところに造立年不明の大山道道標が建っています。
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デッカく「左大山道」と刻まれていて、これだけハッキリ彫られていれば、道に迷わないね〜。
道標をよく見ると、右側に「右星乃谷道」と刻まれています。
星の谷道道標としては、柏尾通りで柏尾追分をスタートして、泉区岡津の西林寺永明寺、そして長後行政センターと、これで4基目。
坂東三十三観音巡りもけっこう流行っていたんだね。

2017年09月03日

柏尾通り大山道 その2 07

この名前のない交差点は、学生時代から渋滞する新道の抜け道として、車でよく利用した道です。
車道より一段高いところに自転車屋(金子サイクル)があるなんて、旧道を歩いて初めて知りました。(^-^;
こんな狭いところに新旧3本の道〜江戸の道:大山道、大正の道:旧県道「厚木街道」、昭和の道:県道22号横浜伊勢原線「長後街道」が通っているとは。
道好きにはたまらないね〜。
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(砂利道の旧道と舗装道路の合流地点〜再訪時に撮影しました)

2017年08月27日

柏尾通り大山道 その2 06

ということで、後日金子サイクルを取材しました。
ご主人に伺うと、旧県道より一段高いお店の前は昔の旧道。
引地川から上ってきて、店に入る細いスロープは、大正3年(1914)に開通した厚木街道建設のために開削されて、往時の半分〜1/3ほどの幅になっているとのことです。
店頭のテラス風の屋根をくぐって、右カーブになるところから往時の道幅。
奥まっていると思ったS家の前を通って舗装道路の旧道に合流します。
しかし、お店に面している道が旧道と分かっても、道路が付け替えられて、もう金子家の敷地なので、むやみに通ったりできないですね。(>_<)o170827.jpg
(右にカーブする旧道〜再訪時に撮影しました)